ダンディーな香

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help リーダーに追加 RSS T020: 四万十川第一日目-和歌山から車で足摺岬まで 1/3

<<   作成日時 : 2006/08/26 12:09   >>

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『今年の夏は長引きそう』という予報が出ている。
くれぐれも残暑にやられたりしないように注意しなければ。
旅行のシーズン到来の前触れとして、
数年前の秋に訪れた四万十川の情報をアップする。

この旅は、私のリフレッシュ休暇の折に、一人で出かけたものである。

*********

第一日目
20年目のリフレッシュ休暇の事である。
掃除をしに、和歌山の実家に帰った。
ついでに、以前から行きたいと考えていた、南四国の旅を計画した。
2泊3日の強行軍だが、南四国を端から端まで車で走ってこようと目論んだ。

朝5時に目覚ましをかけた。
前日に買っておいた、小倉デニッシュのパンをかじりながら、車に荷物を詰め込む。
家を6時前に出ることが出来た。
和歌山港からフェリーで徳島に向かうつもりだ。

所要時間は2時間だ。
神戸−淡路島を経由して、陸上を走るのと、時間もお金も変わらない。
フェリーだと、その間寝ていられる。
今回、神戸も淡路も通り道なのだ。
だから私はフェリーを選択した。

料金は8800円。
7時30分発のフェリーは混んでいない。
30分前に着いていれば、その場で乗車券が購入できる。
乗車券を買って、待合室の喫茶店でモーニングサービスを食べながら待った。

平日だ。乗客は定員の4分の1にも満たないだろう。
2等席に大の字になって横になった。
うとうとしながら2時間を過ごす。
台風が近づいてきているということだったが、ほとんど揺れはなかった。

9時過ぎに、無事徳島港に上陸する。
ここから高速道を駆使して、四国最南端の足摺岬までひた走るのだ。
まず、徳島港から北上し、徳島道の入口を目指し、鳴門の方角に向かう。
徳島道の入口から、今度は西に真っ直ぐに走っていく。
徳島道は、ほとんどが片道1車線の対面通行。
所々に追い越し車線をもうけている。
その場所では高速車が、勢い良く低速車を抜いていくのだ。

私は今回、観光に来ているので、ゆっくり周りを見ながら進みたい。
80Km/hも出ていればいいのだが、
後ろからあおられて、ついついスピードを出してしまう。
片道1車線の高速道路は気を使って疲れるものである。

四国の高速道路は各県の名前がついた4本、
香川道、愛媛(松島だったかな?)道、徳島道、高知道。
4本の高速道路は、四国中央の県境でクロスする。
そこから高知道に乗り換えて南下した。
この道の多くも、片道1車線だ。
高知に近づいたところから、やっと2車線になった。

高知サービスエリアで休憩。
何も無い。
ここまで、徳島から170Km。
時間は11時30分だ。
トイレにいって、パンをかじり、再び走り出す。
高速道路は須崎まで。
(徳島からの距離:196.7Km。高速料金:4400円)

ここからは一般道だ。
一般道でも道幅の広く、整備されたいる。
所々で地元の車が、超低速で走っているのに捕まったが、
大体において、時速60Km/h以上で走ることができた。

四万十川市(旧中村市)近くになると、道が海岸線に近づき、太平洋が見えてきた。
全体に、靄っている。
黄砂が飛んでいるときの夕暮れのようだ。
しかし、たぶんこれは、波しぶきがあがって、その水滴によるもやと思われる。

宿の予定は中村市だが、一度通り過ぎる。
(距離:275.6Km。時間:1:36)

先に四国最南端を目指した。
土佐清水市に入って、ガソリンを補給する。
(27.6l。3600円。2時過ぎ。297.6Km)

そこから、半島に入っていく。
足摺岬スカイラインと名前のついた道を選んだ。
スカイラインだから景色がいいのだろうと予想したが、そうではなかった。
どんどん山に登っていき、半島の先端で下ってくるのだ。
くねくねとしていて走りづらかった。
景色もよくない。

足摺岬の駐車場に車をとめ、デジタルカメラと三脚を持って灯台に向かう。
足摺岬の灯台には入ることが出来ない。
人が在中していない。
絶壁に立っていて、さして大きくもない。
写真に入りやすいサイズだ。

近くを散策して太平洋を望む。
180度のパノラマ。
見ていて飽きない。
なんとなく、ぼうっとして見えるのは、波しぶきで霞んでしるためだろうか。
瀬戸内海の海を見慣れた私は、大海の怒吼を見入ってしまう。

太平洋の海岸線に降りたくて、絶壁に沿って西に向かった。
途中から下っていくハイキングコースがある。
灯台から15分ほどで、海岸線に降りることができた。
『白山洞門』と命名された、波が岩をくりぬいてできた、自然のアーチがあった。

そこに、荒々しい波が押し寄せてきては、大きな渦としぶきを上げる。
シャッターチャンスを伺い、10分以上見とれていた。
頭の中では、火曜サスペンスのテーマソングを聞こえてくる。
最後の謎解きに使われるであろうロケーションだ。

1時間ほど散策して、駐車場に戻った。
入口にジョン万次郎の大きな像が立っていたので、写真をとった。
小学校の国語か英語の教科書に載っていた、あのジョン万次郎だ。
四国最南端にあるお寺で交通安全のお守りを買った。

帰りは半島の東側の海岸線沿いを走る。
ローカルバスもこちらを通るらしい。
所々、対面交通の場所があったが、それほど狭くも無い。
スカイラインよりも走りやすいし、距離的にも近いし快適だ。
もう一度来ることもないと思うが、走るならこちらだ。

さて、元来た道を四万十川市に引き返す。
日の入りが近づいていた。
河口から少し川上に遡ったところにある、
観光船乗り場の駐車場に車をとめて川原に出た。

この地点は川幅も広く、水も豊富だ。
穏やかで水の澄んだ川だ。
ときおり大きな魚がはねている。
ぼらだろうか。
それとも幻の魚、赤目だろうか。
夕暮れの写真を何枚も撮ってから、ホテルに向かった。
本日のお宿、『リバーサイド四万十川』にたどり着く頃には日はとっぷりと暮れていた。

ホテルは駅までは歩いて5分ほどのロケーションだ。
風呂を浴びてから、駅前に夕食を取りに行こうかと思ったが、
ホテルの人に尋ねると、繁華街は駅前でなく、役所がある所。
歩くと1時間はかかると言われ諦めた。
今日のところはホテル内で夕食を取ることに決めた。

風呂の後、1階のレストランに入る。
迷ったら、『ホテルの名前の付いたメニューを頼む』、これが鉄則だ。
リバーサイド定食1900円と、ビールを注文した。
定食の内容は以下の通り。

カツオの土佐造り、これだけでも1000円の価値がある。
うまい。
川えびのから揚げ、口の中に刺さるかりかりさと内臓のジュウシーさ。
ビールにはかかせない。
春菊のてんぷらかと思ったのは、川のりだった。
みため、一口目がちょっと固めだったが、口の中で噛み砕いていくと、
のりの香が濃厚に広がっていく。
ごり(魚へんに休と書く)の佃煮。
それと野菜等の煮物と味噌汁だ。
結構食い応えがある。
満足!。

夜は書き物をしながら次の日の予定を立てた。
疲れから11時過ぎには眠りについた。






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